2014年11月3日月曜日

インターネット以降のシステム開発が変わったこと

パソコンが、一人一台になる前は、「ウォーターフォールモデル」がシステム開発の主流だった。
それ以降はさまざまな方法が模索され、現在は、「アジャイル型」と呼ばれる短期開発が増えてきました。

インターネットの普及により、ブラウザで様々な情報を検索し、表示することができるようになりました。

現在は、ブラウザ上で動作するソフトがWebサービスと連携して、専用ソフトをパソコンにインストールしなくても動作する環境が整って来ています。


ネットワークサービスがなかった時代は、すべてを開発しなければユーザーの要求仕様を実現できないために、1から作る必要がありました。

しかし、地図サービスなどのような有益なWebサービスの出現により、有益なサービスと連携した高度なシステムについて、その開発期間を短縮して提供可能な時代になりました。


ブラウザが扱う情報は世界標準化されてますので、ブラウザが解析できるものは実現できる時代になりました。


クライアント側で動作するブラウザは、エンジンの役割です。

その上にのるボディーは、コンテンツということになります。


最初は、HTML形式のテキストファイルしかエンジンは解析できませんでしたが、現在は、ハードウェアのスペックが良くなったことでビデオ再生まで可能になりました。

また、GoogleがJavascriptをコンパイルして動作する仕組みをChromeに搭載してからは、より高度なことを高速に処理できるようになりました。このJavascriptコンパイラは、エンジンにターボが搭載されたようなものです。

これによりゲーム機並みのクオリティの高いゲームが、ブラウザ上で実行できます。


まとめると

  1. システム開発は、エンジンとコンテンツに分けて開発する時代になった。
  2. エンジンは拡張可能に作り、ターボ機能に相当するコンパイル機能を付加することもできることが求められる。
  3. コンテンツは世界標準規格を活用すると短期開発が可能である。

以上

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