2014年10月18日土曜日

Excelブックはコンテンツだ!



Excelを含むオフィスソフトは、日々の業務遂行のためには切っても切れない存在です。



各種届出用フォーム、勤怠管理、各種計画管理など、あらゆる業務で使用されています。


中には、見積書、注文書、納品書、請求書といった、基幹業務にExcelを活用している企業もあります。


これは、中小企業だけではなく、大企業でも利用されています。



Excelは、表形式のフォームを簡単に作成し、共有することができます。

さらに、マクロを作成して特定の処理を自動実行させることも可能です。



マクロの達人の中には、ゲームを作る方がいて、なかなかの力作です。


猫とエクセル


エクセルゲーム Excel VBA Game Gallery


ビリヤードX (猫とエクセル)は、以前よく遊びました。また、ソースが公開されていますので、マクロの勉強にもなります。



さて、そのExcelで作成したドキュメントですが、実は文書ファイルであり、コンテンツだということをお気づきでしょうか?


Excelブックには、ISO/IEC 29500として標準化されたOffice Open XMLファイルフォーマットによる文書ファイルです。


Excel本体がそのフォーマットやコンテンツを翻訳して、表形式に表示、マクロを実行しているのです。



乱暴な表現ですが、Excelブックの標準化されたフォーマットを翻訳して、Excelと同じ表現ができれば、Excel本体が必要がないのです。


現在はファイルフォーマットが標準規格として公開されたことにより、Excelファイルを直接操作できるソフトウェアやサービスが増えてきました。


まだ完全な互換性のあるソフトウェアは存在しませんが、企業活動などで作成された情報は、企業資産です。その資産を特定の企業のソフトウェア以外で扱えない、独占された状態は競争原理が働かないのでよくありません。

また、そのソフトがないと企業活動ができなくなっているとするならば、その企業に独占されているともいえます。


競争原理について別途書きたいと思いますが、誰かを蹴落とすような活動でありません。

Win-Win-Win-Win

の関係です。


Excelブックなどの文書ファイルは企業資産で、その企業に帰属していますが、

その資産を企業内に埋没させるのではなく、社会貢献のために活用できれば、その資産価値は高くなると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿