先月行われた「AKB48 45thシングル 選抜総選挙 」は、2位と約7万票以上の差で「さっしー」こと指原莉乃さんの圧勝でした。
色々な意見がある中で、選挙というものを有権者になる前から実践できるという点でとても意義があると思います。
推しのいるファンの方は、固定票に当たる人達で、特定の応援者を持たない人が浮動票になります。
実際の選挙と同じように立候補があり、選挙活動があります。組織票を持つ人、組織票を持たない人がいて、浮動票の取り込みをする活動など実際の選挙を体感できる運営方法が面白いです。
そして今日(7/10)は参議院選挙です。
今回は、有権者の年齢が18歳に引き下げられて初の総選挙になりましたから、未来の日本を背負う若い世代の投票が多くなるといいと思います。
企業経営と似ているところがあると、今回の選挙で思いました。
企業は利益を出さなければ倒産てしまいますので必須のことです。
しかし、それを至上主義としている企業はいつかは経営に行き詰ります。
それは、なぜでしょうか?
その会社が儲かっていても、それが自分に還元されないと思っているからではないでしょうか?
自分の幸福に直結することには敏感ですが、それ以外は関心がありません。
だからこそ、人に幸せを与える貢献ができなければ、その企業の顧客層の支持を受けることができません。
また、その企業で働く人が幸福になっていなければ、お客様に幸福を与えることは難しいことです。
だから、社長(CEO)は社員の幸福のための活動をし、社員はお客様の幸福ための活動をします。その循環だできるようになれば、企業の利益が向上する様になります。
今回の選挙を見ると、与党(自民党と公明党)と統一与党(民進党、社民党、共産党・・・)という構造になっていました。国会議員は国民の生命と資産を守る活動が中心的なことと思います。
軍備拡大とアジア海洋進出をしている中国やミサイルを打ちまくる北朝鮮とうように、アジア情勢が不安定です。また、ヨーロッパでは、イギリスがEU離脱問題があり世界経済も不透明です。
これからの日本について、訴えた政党や個人が表を伸ばしますが、目の前のことについての話しかしていない政党や個人は票が伸びないと思います。
企業においてもそうですが、国会議員においても、結局は「利他に生きる」ことに変わりはないと思います。
また、「先生」といわれる国会議員は、長期ビジョンでリーダーとしての役目を発揮していただきたいと願っています。
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