2012年3月15日木曜日

願いを叶える方法は簡単なことだった(2)

前回の「願いを叶える方法は簡単なことだった(1)」では、思うことの重要なポイントをまとめてみました。


日本の武術などでは、道を極めるという意味で「道」がついています。

柔道、剣道、武士道

これらで共通していることとして、「心技体」がひとつになることが大切であるといわれています。



「願いを叶える 」でも「心技体」が重要です。



つまり、思うというところは、「心」にあたります。




では、「技」にあたるところは?



聖書「マタイによる福音書7:7~12」 の「捜せ、そうすれば、見いだすであろう。 」

だと思います。


「捜す」ということを裏返せば、『今、私はそのことについて無知である』という立場にあります。
よって、無知の克服するために知識の習得が必要になります。つまり学習をするということです。

たとえば、ラーメン店を出したいと願っていたとします。

しかし、うまいラーメン、人気のラーメンということや、
どこに出店すれば、お客様が来ていただけるのかなど
最初は、まったくわかりません。

ラーメンが好きなだけで出店して経営を続けるのはかなり厳しいのではないでしょうか。


そこで、セミナーを受ける、通信教育を受ける、ネットで調べる、全国を食べ歩く
などをして、自分が食べて欲しいと思うラーメンを探求したり、
お店のプランなどを練っていきます。


さらに、自分のお店に出すラーメンの味を探求し、如何にお客様に喜んでいただけるか?
この味で満足していただけるか探求し、技術を磨き、美味しい一杯のラーメンに
魂を投入して作れるように努力されると思います。

このように、自ら思い描いた世界を実現するために「捜すことを惜しまない人」に
「氣づき」や「発見」のヒントが与えられるようになります。

そこには、「お客様に喜んで欲しい」という、『為に生きる心』があるからです。

『為に生きる心』は利他主義です。

自己満足のため、お金を儲けるためなどの自己主義では、一時的に繁盛しても
結局は、心が表に出てきますので、お客様はそれを敏感に感じます。
すると、次第に離れていくようになり、お客様が次第に入らなくなます。

ですから、お客様のために、地域のためなど、『為に生きる心』が必ず必要になります。


そして、ウォルト・ディズニーは
「現状維持では後退するばかりである。」
といってますが、時代の変化やお客様の声に真摯になって応えるように日々の精進して
いくことも「願いをかなえる」ことにとって大切なことです。

ありがとうございます。
清水 勇