2010年4月30日金曜日

Excelのマクロ実行は遅い理由1

Excelが遅いということをよく耳にします。原因は4つあると考えられます。

  1. パソコンのスペック不足
  2. 動作環境の問題
  3. マクロの作り方の問題
  4. Excelの仕様上の問題
原因1.パソコンのスペック不足
 パッケージのREADME.HTM に記載されているシステム要件は
  Excel2003
   CPU: Pentium 233MHz以上(PentiumⅢを推奨)
   MEM:128MB以上の実装メモリが必要

  Excel2007
   CPU: PentiumⅢ 500MHz以上
   MEM:256MB以上

 実は、ここに出ているスペックで実装しているパソコンでは遅いです。

このような情報にはトラップが隠されています。
それは、WindowsOSが必要としているスペックのその上のスペックが必要に
なることを理解しておく必要があります。

 マイクロソフトのサイトに記載されているシステム要件は
  WindowsXP SP2のシステム要件
   
 CPU:Pentium 233MHz以上
  MEM:64MB以上

  Windows7のシステム要件
   
 CPU:1GHz以上
  MEM:1GB以上

 ここに出ているスペックは、動くことができる最低限のスペックです。
 サクサク動く、きびきび動くを考えると、やはりスペック不足です。

 仮に、Excelとメールのブラウザ以外は使用しないならば、
  WindowsXP の場合は、CPU:1GHz以上、MEM:1GB以上がいいです。
  Windows7 の場合は、CPU:2GHz以上、MEM:1.5GB以上がいいです。


原因2.動作環境の問題
 それば、ビデオカードの機能です。

 ビデオカードの機能は、一体型と、拡張カード型があります。

 拡張カード型の場合は、ほとんど問題ありません。
 しかし、一体型は、メモリを共有していることがおおいので、
 OSが使用できるメモリが少なくなります。

 また、ビデオカードの性能が旧世代の場合があり、画面への表示が遅い場合があります。

 このような点から、使用しているパソコンのスペックを確認し、
 また、購入時のスペックを決める参考にして欲しいと思います。

ありがとうございます。
清水@ins

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