ホームレスから億万長者になったクリス・ガードナーの半生を描いた作品です。
主人公はウィル・スミスが演じていて、実の息子であるジェイデン・スミスがクリストファーを演じています。
この作品で多く紹介されている名言は、「息子に夢について語るシーン」です。
「おい、何かをやるときに、ムリだなんて誰にも言わせるな。
パパにもだ」
「夢があるなら、その夢を守れ。自分で何かをできないやつは、
人にも『お前はできない』と言う。欲しいものは自分でつかめ。
なんとしても」「夢があるなら、その夢を守れ。自分で何かをできないやつは、
人にも『お前はできない』と言う。欲しいものは自分でつかめ。
僕は、このシーの前に第3代アメリカ合衆国大統領 トーマス・ジェファーソンの言葉を使って観客に問うシーンがあります。
「ちょうどそのときだ。トーマス・ジェファーソンのことを考え始めた。」
「そしで独立宣言のことを。『生命、自由、幸福』の追求 を・・・。
なんでジェファーソンは『追及』という言葉を使ったのか?
・・・幸せとは追求するものであって、手に入れられないものではない。・・・彼はなぜわかったんだろう」
これは、聖書「マタイによる福音書(7章7~11節)」
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
捜せ、そうすれば、見出すであろう。
門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
と同じことだからと思います。神様も求めようとしない者、探そうとしない者、門をたたこうとしない者に、祝福を与える事が出ないのです。
自ら行動しない者に何を与えたらいいかわからないからだといえる。
幸せになりたいと思うならば、幸せになるための言動が出てくるようになるはず。つまり幸せの追求をすることにつながります。
その後、証券会社の試験を受けるために人事責任者と直接交渉するシーンがある。
このときから、彼は幸せを追求する行動をとるようになったということです。
自分を売り込む営業をしている。
彼は、人事責任者と同じタクシーに乗ることができ、社内で誰もできなかった
ルービックキューブを見事に完成し、人事責任者に気に入られるようになる。
その後、証券会社の研修を6ヶ月無給で受けた。
その期間は、会社の上層部からいろいろな試練を受ける。
また、研修内容は会社のリスト(電話帳)に電話をし、食事会などに参加するなどの
アポイントを取り次ぐことでした。
ようやっとの思いで、リスト先のCEOとの会うことができるようになったのに、試練で時間までに行くことができなかった。
そこで、彼のとった行動がすばらしい。
彼は、CEO宅まで言って、時間までに行けなかったことを謝罪したのです。
そう、人のせいや何かのせいにしないで、全て私の責任として決断し、行動したことに納得しました。
多くの人が、人のせいにしたり、人を責めてしまいがちです。
そうではなく、全て自分のせいとして、最大限の謝罪をすることで、その誠意が相手に伝わり、
後の正社員、そして億万長者への道のりを歩むことができたと思うのです。